〇 公共図書館司書の能力を向上させるには(12)

2017.01.31 Tuesday

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    〇 公共図書館司書の能力を向上させるには(12)

     

                                                                                                    2017. 1.31 薬袋秀樹

     

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     (6)で日図協と図問研の政策を紹介し、(7)で、それぞれの問題点を解説しました。

      『公立図書館の任務と目標 解説』は、初版(2001)以来、改訂版(2004)でも、「単位数など

    は、たいへん不十分なものである。このことが、資格に対する批判ばかりではなく、司書そのも

    のへの批判にまで拡張されている」と指摘しています。

      非常にはっきり述べているので、初めて読んだ人は驚くと思います。続けて、「専門職員は自

    ら学習に努め、基礎的教養と専門的技量を高める努力を怠ってはならない」と述べているのは適

    切ですが、「司書そのものへの批判」があるのであれば、もっと具体的な取り組みや提案が必要

    ではないでしょうか。

     日図協は、司書の採用や司書職制度の設置を求めているのですから、「司書そのものへの批判」

    の解決に向けて、実際に効果のある具体的な提案をするべきではないでしょうか。

      その前に、『公立図書館の任務と目標 解説』はどの程度読まれているのでしょうか。『図書

    館雑誌』で「『公立図書館の任務と目標 解説』を読む」という特集が組まれていたでしょうか。

    私はこのような特集は見たことがありません。特集以外にも関連する記事を見たことがありませ

    ん。このような特集が組まれていたら、あるいは、関連する記事が書かれていたら、上記の記述

    を手がかりに、専門職員の学習に関する様々な意見や要望が出されたのではないかと思います。

      日図協と比べると、図問研は「司書そのものへの批判」は取り上げていません。もし、ほかの

    資料で取り上げていたら、教えてください。

      「研修は、専門職員の権利であり義務である」、「館内・館外における専門研修が保証されな

    くてはならない」と述べて、研修を求めています。それ以外には、日図協のように、「専門職員

    は自ら学習に努め、基礎的教養と専門的技量を高める努力を怠ってはならない」とは述べていま

    せん。これについても、ほかの資料で論じていたら、教えてください。

      両者の違いは、次の 2点にあると思います。〇塀颪紡个垢觴匆颪箙埓機関の評価を正確に把

    握し伝達すること、特に、司書に対する批判を伝えることが重要かつ不可欠です。確実に効果

    があり、実現可能な対応策を提案すること、特に、行政機関に対する要求は実現されるとは限ら

    ないため、司書の自主的な努力に関する提言が重要です。

      △任蓮∋塀颪亮主的な学習をどう考えるかがポイントですので、今後、論じて行きたいと思

    います。