〇 公共図書館司書の能力を向上させるには(9)

2017.01.24 Tuesday

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    〇 公共図書館司書の能力を向上させるには(9)

     

                                      2017. 1.24 薬袋秀樹

     

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     今回は、司書、特に現職司書の側から考えてみます。前回の(8)で挙げた3点を満たす必

    要があります。

     第一に、実現可能性が高いことです。公共図書館の現状を考えると、一部でも構いませんか

    ら、着実に実現できる必要があります。

     私は、この点から、大学の経営者の判断のような不確定要素を含まない、図書館学教員や司

    書が自主的にコツコツと積み重ねていける内容であること、図書館学教員や司書に時間・経費

    の面であまり負担をかけないことの2点を挙げたいと思います。

     図書館学教員にとっては、時間と労力が効果的に活用されること、司書にとっては、大きな

    負担がなく、誰でも参加できることが必要です。

     第二に、主な対象が現職の司書であることです。司書に対する評価を早期に高めるには、現

    職の司書の能力を高める必要があります。したがって、大学の養成制度以外の分野での活動が

    期待されます。現職司書の能力が向上すれば、様々な面で養成の効率が高まり、養成制度の改

    革にも有利です。

     第三に、地方の図書館の司書も、都市部の図書館の司書と同様に学習できることです。地方

    の図書館の職員が不利にならない仕組みにする必要があります。地方の図書館の司書は、研修

    の機会の点で著しく不利な状態にあります。それを解消できることが必要です。

     

     次に、目標をどこに設定するかが問題です。司書の能力の向上をめざすのか、それとも、司

    書の資格の社会的評価の向上をめざすのか、どちらでしょうか。

     根本的な問題は、司書の資格の社会的評価が低いことにあるのですから、どこまで可能かは

    別として、まず、その向上をめざす方法を検討し、できる範囲で段階的に実行すべきです。

     

     公共図書館司書の能力の向上の方法について、ささやかながら、それを規定する条件につい

    て考えてみました。

     一般に、改革方法について議論する場合、_椎柔のある方法をすべて挙げ、△修料択を

    規定する条件を挙げ、5鵑欧進法が条件を満たすかどうか、逐一検討する、という方法で進

    めるべきだと思います。

     次は、図書館学教育について論じたいと思います。

     

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    2017.07.13 Thursday

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