○ 公共図書館職員の学習について(1)学習のための文献

2016.11.25 Friday

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    ○ 公共図書館職員の学習について(1)学習のための文献

     

     

                                   2016.11.30 薬袋秀樹
    
    

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                         の記事は、「図書館の基礎知識:ブログ 目次」 (http://toshokanron.jugem.jp/?eid=65)

                         に記事一覧が掲載されています。


     

     公共図書館職員が学習するための文献について考えてみたいと思います。一般には、図書館

    関係の雑誌の記事を読むことが多いと思います。図書館関係の雑誌に掲載されている記事は、

    雑誌によって異なりますが、投稿を除けば、ページ数が少なく、短期間で依頼されたものが多

    いと思います。また、個人の意見や個々の事例に関する原稿の依頼が多いと思います。

     したがって、総論に当たる内容を書く場合でも、多くの文献を読んでまとめることは難しい

    と思います。取り上げるテーマや文献や事例の範囲は限られますし、詳しく説明したり、参考

    文献リストを掲載するスペースも限られると思います。これは、ページ数が少なく、短期間で

    依頼されるので、やむを得ません。

     しかし、一つ一つの記事は重要なため、重要なテーマについて学習をするには、多数の記事

    をコピーして、テーマ別の文献ファイルを作っておく必要があります。私は、図書館職員だっ

    た時には、このようなファイルを作っていました。これを通読すると、そのテーマの概要は大

    体理解できるのですが、論文を書くわけではないため、大まかな理解しか得られませんし、時

    間が経てば、読み直す必要が出てきます。

     関係記事がこのような状態である場合、新たに学習する人は同じことを繰り返すことになり

    ます。もう少しページ数を取り、もう少し時間をかけて、テーマと意見をもう少し広く取り上

    げれば、そのテーマに関する一定の「まとめ」を書くことができます。図書館職員の学習には

    このような記事が必要だと思います。このような記事があれば、基礎知識を得やすくなります。

     この記事は、読みやすく、わかりやすいものであることが必要です。したがって、いわゆる
    論文である必要はありませんし、むしろ論文でない方がよいでしょう。ある程度掘り下げた詳

    しい内容の解説記事で、図書館職員が持つ疑問に答えられるものであれば、よいと思います。

    このような記事が沢山あれば、学習は効率的に進むのではないでしょうか。これが、私の長年

    の疑問です。 

     図書館情報学教員の数は限られています。図書館職員の皆さんは、もっと、このような記事

    の作成に取り組まれてはいかがでしょうか。資料の収集は日常的に行われていると思いますし、

    内容も読まれていると思います。その日常的な努力を一歩進めるだけだと思います。図書館職

    員の研修も、このような観点から考えるべきだと思います。

     

     

     

     

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