〇 図書館に関する広報の意義―1970年代の『図書館白書』

2016.09.22 Thursday

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    〇 図書館に関する広報の意義―1970年代の『図書館白書』
    
    
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      今を去ること35年以上になりますが、1970年代には、現在よりも、公共図書館の現状に関す

    る広報は、はるかによく行われていました。

      その一つは、公共図書館を中心に図書館の現状を明らかにした『図書館白書』の1972年版、

    1977年版、1979年版が出版されていたことです。これは日本図書館協会の編集・発行で、それ

    ぞれ、 4月30日の図書館記念日に出版されていました。

      『図書館白書』というと、人によっては、『図書館は いま―白書・日本の図書館 1992』

    あるいは『同 1997』なら知っているという人がいるかも知れませんが、これとは相当異なる

    ものです。

     1970年代の『図書館白書』は、いずれも56ページで、すぐ読むことができ、当時としては、

    写真や図表が多く、非常にわかりやすい内容でした。『図書館白書』の内容は当時、新聞記事

    でよく取り上げられていました。当時の急成長する図書館に関する広報に大きな役割を果たし

    たと思います。内容はわかりやすく、出版時期はタイムリーで、新聞記事で取り上げやすかっ

    たと思います。す。

     『図書館は いま―白書・日本の図書館 1992』は、 192ページもあり、ページ数は 3.4倍
    です。広報資料は、厚ければいいというものではありません。すぐ読めることが重要です。ち
    なみに、『図書館は いま―白書・日本の図書館 1997』は、『同 1992』のデータを更新し
    たものです。
      ほとんどの人は、1970年代の『図書館白書』を見たことがないと思います。各図書館の書庫
    には、1970年代の『図書館白書』があるかも知れません。私は、職員研修でよく言うのですが、
    書庫に入って、1970年代の『図書館白書』を取り出して、見てみてください。
      私は、こんな昔に、こんなによい仕事をしていたのかと思います。皆さんは、どう思われる
    でしょうか。
     『図書館白書』が、どういう経過で出版されるようになったのか、また、なぜ出版されなくな
    ったのかは、いずれ調べたいと思っています。
    
    

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    2017.05.16 Tuesday

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