〇 「ユネスコ公共図書館宣言 1994年」について(5)

2016.09.20 Tuesday

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    〇 「ユネスコ公共図書館宣言 1994年」について(5)
                                                                  2016.9.20 薬袋秀樹
    
    

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       「ユネスコ公共図書館宣言 1994年」について、(1)から(4)まで論じてきました。特
    に、(3)では、「公共図書館の使命」12項目を挙げました。この12項目で、公共図書館の使
    命、いわゆる「在り方」は明らかになると思います。いろいろ「在り方」を議論するのも結構
    ですが、まず、この12項目を学ぶべきだと思います。
      この点で、欧米の図書館先進国と日本では、図書館職員の任務が異なってきます。欧米では、
    図書館として、これらの使命の実現が目ざされており、相当程度実現されています。ですから、
    個々の図書館職員がこれらの12項目を積極的に主張し、強く実現を働きかける必要はないだろ
    うと思われます。しかし、日本では逆です。図書館職員が主張しなければ、これらは実現の方
    向には進まないと思います。
      日本の公共図書館職員には、特に、公共図書館の使命に関する知識が必要です。そこで、大
    学の授業や研修では、学生や受講者にこの12項目について理解してもらう必要があります。私
    も、授業の配布資料に、この12項目を掲載して説明してきました。
      しかし、科目は「図書館概論」で、対象は 2年生ですから、この12項目を本当に理解して
    もらうには、12項目のそれぞれについて、背景となる理念と具体例を挙げて、わかりやすく説
    明する必要があります。
    
      たとえば、なぜ「科学の業績・イノベーションの理解を促進する」ことが必要なのか、なぜ
    「地域の企業(中略)に情報サービスを行う」のか、などです。
      このためには、この必要性と具体例を解説した教科書が必要です。このブログの「図書館法
    における図書館の目的(2)」で、「図書館概論」「図書館制度・経営論」「図書館法」等の
    テキストで、図書館法第 2条の「調査研究」の規定がどう論じられているかを調査する方法が
    あると書きました。
      
      同じように、「図書館概論」の教科書で、公共図書館の使命12項目がどう解説されているか
    を調査する必要があります。もし、詳しく解説した教科書がなければ、作る必要があります。
    
    
    
    

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    2017.10.17 Tuesday

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